腰痛専門 出張整体ポノの高田です。
ご存知の方も多いと思いますが、お尻の筋肉が硬くなることは腰痛と深く関わりがあります。
腰痛の原因のベスト3に入るのがお尻の筋肉の緊張です。
お尻の主な筋肉は大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋とあります。
どの筋肉も硬い状態ですと骨盤の動きをわるくしてしまします。
特に、大殿筋や中殿筋が硬く緊張すると、仙腸関節という関節を引っ張って痛みを出すケースも多々ありますし、お尻の硬さ事態が腰に痛みを出すこともよくあります。
小殿筋や梨状筋はしびれの原因になることも多く、お尻から太もも、ふくらはぎまでもしびれが広がることも多くあります。
梨状筋の緊張による坐骨神経の圧迫は梨状筋症候群といわれ、しびれの大きな原因のひとつです。
この筋肉ひとつひとつを触診で見分けることは難しいですが、簡単にできてとても効果的なほぐし方をお伝えします。
一人ではできない方法なので、ご家族の方にやってあげたり、してもらったりしてみてください。
もんでもらう人は
うつ伏せに寝て頂きます。
そして、足を上がる範囲でけっこうですので上にあげます。
こんな感じです。
おしりを全体的に外側から中央にむかって手根でほぐします。
2~3分ぐらい押していると、かなりお尻の筋肉がゆるみます。
手の手根、この辺りを使って押されている方が気持ちの良い範囲でおしりをほぐしてあげてください。
このポジションの状態でお尻の筋肉をほぐすと、とてもよくほぐれます。
このポジションでほぐすことがポイントでとても重要です。
両側のおしりの筋肉をしっかりとほぐすと腰はとても楽になる方が多いです。
右側、左側どちらもしっかりほぐしてください。
足は上下れる範囲で上げてください。
無理して上げて、痛かったりきつかったりしたら逆効果です。
お尻の筋肉が十分にほぐれてくると、足はかなり上がるようになります。
足が上がらない方が、足が上がるようになってきたら、足を少し上げてみるともっとよくほぐれます。
梨状筋や小殿筋が原因でお尻や足がしびれている方はこれで改善することも多いです。
どんなケアもですが、やりすぎると、逆に痛くなったり、もみごわりしたりもしますので、心地良い範囲で毎日、少しずつ行ってください。
いきなり、長時間もみすぎたりすると、逆効果になる場合があります。少しずつならして下さい。
特に痛い刺激は逆効果ですから、気持ちいい範囲の刺激でやって下さいね。
このやり方は、おしりがとてもよくほぐれるので、効果がかなり期待できます。
腰痛を改善するのにお尻の筋肉を弛緩する道はさけては通れません。
一人ではこの方法はできませんが、ご家族の方に腰痛の方がいたり、誰かに頼むことができる方は毎日少しずつ取り組んでみてください。
コメントを残す