腰の真ん中が痛い場合

腰の真ん中あたりが痛む場合。

正確にいうと仙骨というお尻の骨のあたりですがこの辺が痛むことはかなり多いですね。

私もたまに痛くなります。

原因として考えられるのが、仙腸関節とう骨盤にある関節の稼働が悪くなっている。筋肉にひっぱられている。なんてことが予想できます。

そこで悪さをしている筋肉ですが、色々考えられますが、いたずらすることが多い筋肉が中殿筋です。

かなり大ざっぱですが赤丸のあたりが中殿筋です。

このあたりを押してみて痛い場合、中殿筋が痛みの原因のケースが多いですね。

腰痛持ちの方はたいがい痛いとは思いますが。

この中殿筋を押してもいたくないぐらい柔らかくすると、この真ん中あたりの痛みが消えることがおおいです。

 

軽いマッサージでもいいですが、やりすぎると余計いたくなるので注意が必要です。

中殿筋の働きは姿勢を維持する働きもありますので、重要な筋肉です。

また中殿筋が弱くなりすぎると、歩いていて足をつくたびに骨盤が斜めに下がるトレンデンブルグ徴候という症状がみられます。

ご自身でマッサージされる場合、左右の中殿筋の同じ場所を同時に押さえてみて下さい。

片方だけ押さえるよりも、緩みやすいです。

これは筋肉の緩む性質を利用したやり方ですので、通常のマッサージより早く、そしてより深く中殿筋を緩めることができます。

中殿筋が緩んで柔らかくなってくると腰の真ん中あたりの痛みはかなり弱まってくるはずです。

柔らかくするコツですが、中殿筋2か所を同時に押さえると、痛い方と痛くない方があると思います。どっちも痛くても、痛い方と少し軽い方など。

痛い方をより強く押さえたくなるのが人情ですが、ここはぐっとこらえて痛い方は軽くタッチします。

そして痛くない方と10回~15回ぐらい押してみます。

すると不思議なことに軽くタッチしている痛い方が緩んできます。

人の体はふしぎですね。

これを毎日続けてもらうと次第に深いところまでやわらかくなってきて、お尻や腰が軽くなってきて痛みが軽減してきます。

強くやりすぎると逆効果です。

いた気持ちいいぐらいの強さでやってみて下さい。やりすぎは余計わるくするので注意して下さいね。

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