坐骨神経痛のクライアントさま

70代の女性の方の坐骨神経痛の例です。

3か月ぐらい前から少しずつお尻が痛く、友人と買い物に行ってかなり歩いたのをきっかけにお尻から足にかけて激痛としびれを発症しました。

整形外科に行って診断していただいたところ軽い椎間板ヘルニアで手術するほどではないと言われ痛み止めの薬とシップをもらったそうです。

2~3日しても激痛がおさまらず再度整形外科へ行くと今度は注射をされたそうです。その時は痛みはおさまりましたが、夜になるとまた痛んできて全くなおらず、歩くのも困難な程になられたそうです。

整形外科に行ってもだめだと思い、ご近所の整骨院に行ったら、毎日来てくださいと言われたので毎日通いまいしたが、毎日、電気治療と10分ぐらいのマッサージをされるだけでその時だけ楽にはなるものの家に帰ると、また痛みだす。

痛みが強すぎてどうしていいかわからず、再度整形外科に行くとそんなに痛いなら手術しますか?と言われ最初の診断と違うことを言われ不信感が生まれもう行くのはやめようと思ったとの事です。

そうこうしているうちに痛みもしびれも増してきて、座るのもつらく、横になっているしかないような状態になり、整体をやってみようと思い立ったとのことです。

知り合いに紹介された整体に行ったものの、やっぱり痛みが全くおさまらず、インターネットで調べてうちに電話がありした。

お伺いすると、痛みがかなり強く、歩くのも寝返りを打つのも、座るのもきつく、横になる以外なにもできないとの事です。

痛みが強く、検査もままならないような状態でしたが、まずお尻の筋肉の緊張がきつくそこから改善していくことにしました。

お尻の筋肉の緊張がある程度とれてくると痛みがかなり緩和して寝返りはうてる程度にはなりました。

太ももの筋肉(ハムストリング)内転筋などのもガチガチでこのあたりも緊張をとっていくことに。

下半身の緊張が収まってくると、とりあえずの激痛はなくなった長時間は難しいけど椅子にも座れるようになり、座って食事ができると喜んでいらっしゃいました。

お尻の筋肉の緩めかたのセルフケアもやってもらいながら、回数を重ねることにしました。

症状がかなり重かったので時間と回数はかかりましたが、約2か月半でほぼ全快されました。

全身の筋肉が硬く緊張をしていましたので、少しお時間がかかりましたが、歩けるようになったと喜んで頂いています。

この方の場合は殆どお尻の筋肉が痛みの原因でしたので、おそらく手術をしても改善されなかったと思います。

痛みの原因が筋肉の緊張にある場合がとても多いので、徒手療法も坐骨神経痛やヘルニアでも試してみる価値は充分あります。


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