50代の女性、工場でお仕事をされていて、長年腰痛を患っていたそうです。
腰が痛みだしたのは30代の頃からで、まずは病院で治療したそうです。病院の診断は椎間板ヘルニア。
椎間板ヘルニアによる神経圧迫が、腰痛やお尻、足のしびれの原因であるとの事です。
今の仕事を続ける間は良くならなないでしょうと、言われたそうです。
それに納得がいかず、別の病院でみてもらってもだいたい同じような見解だそうです。
病院の理学療法を受けていたこともあるそうですが、その時多少軽くなるものの、家につくころには元にもどるそうです。
お尻を肘でぐいぐいやられて、痛みが余計強くなることもけっこうあったそうです。
約20年間、病院や整骨院をわたり歩きながら、改善せずに、痛いときに少し和らげばぐらいの気持ちで、現在も整骨院に通っているそうです。
ダメ元の気持ちでうちへやってこられたそうですが、見てみるとどうも中殿筋がわるそうでした。
あとは大腰筋。
腰痛の原因の鉄板のところですね。
そこをしっかりと弛緩すると、足のしびれはほぼとれました。
そんなに症状的にはひどくなかったんですね。
ただ適切な施術をうけていなかっただけ。
こんなにお尻やお腹を施術されたことは初めてだと言われました。
もちろん治療院によってやり方はかわりますが、見立てはとても重要で、関係ないとこを施術してもよくなりませんよね。
治療院によって意見は様々あると思いますが、腰痛や足の痺れがあるときは殿筋がやはり見るべきではないかと思います。
腰ばっかりもんでもなかなか治らないのが現実です。
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