久留米市の腰痛専門整体ポノの髙田です。
今日は腰痛ととても関連の深い仙腸関節についてお話しようと思います。
腰痛の原因は仙腸関節だ!
と言い切る方も沢山いるほど仙腸関節を重視している、治療家のかたは多いです。仙腸関節を専門で治療する治療法も多数存在します。
それほど仙腸関節は腰痛の原因として重視されています。
確かに痛みの原因そしては、必ず見る必要もある部位であるため見逃すことはできません。
しかし、すべての腰痛がこれで治るかと言えば、個人的には正直?で他に原因があることも多々あると思います。
話が横道にそれてきました。
仙腸関節は腰痛の原因として知られてはいますが、動く、動かないとの議論があったり、不明確なとことが多いのですが、徒手療法の治療家の中ではわずかに動いていると考える方が多いと思います。
しかし動くとしても約2ミリぐらいと言われていて、ほんのわずかな可動性しかありません。
この仙腸関節がわずかにずれていたりすることで、痛みが発生すると言われています。
もともとわずかしか可動性がないものが、筋肉の拘縮によって、引っ張られたり、逆に動きすぎたりすることで、痛みが起きていると考えると自然かと思います。
仙腸関節は強力な靭帯で固定されていて、体をしっかり支えることが出来るわけですね。
仙腸関節の痛みの原因としてこの強力な靭帯群の固さも考えられます。靭帯が硬く拘縮することで、仙腸関節の可動性がなくなり痛みが出ていたり、することもありますこの拘縮をとることで、仙腸関節の痛みが緩和していくことがよくあります。
靭帯は短く短縮することはないとか、色々議論はありますが、実際、靭帯をリリースすることで、痛みが緩和することがあるわけですから、個人的にはそれでよしと考えています。
靭帯と同時に考えないといけないのが筋肉、妥協的なのが大殿筋と中殿筋です。
大殿筋
中殿筋
これだけが原因とは言いませんが、この二つの筋肉が大きくかかわっていると考えられます
これらの筋肉が拘縮することで、仙腸関節を引っ張ってずらしたり、動きを阻害して、動きがついたときに痛みが起きたりする原因になると考えられます。
これら、仙腸関節まわりの靭帯や、大殿筋、中殿筋などの固さ、拘縮をとっていくことで、仙腸関節のずれがもとにもどり、正しい可動性を取り戻すことが可能になってきます。
腰の下部、中央付近や仙腸関節付近が痛い方はこの仙腸関節の不調が痛みの原因の可能性があります。
一度疑ってみて下さい。
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