腰痛の原因の中でもベスト3に入ると言っても過言ではない大殿筋。
腰痛を改善するために大殿筋のケアなしにはありえません。大殿筋は股関節をの伸展(後ろに動かす)という動きを担っています。これと同時に抗重力筋としての働きもあります。簡単にいうと姿勢を維持する働き。これがとっても重要なのです。
大殿筋が固くなり働きが弱ってしまうと、姿勢を維持するために他の筋肉がより働かないとならなくなります。これがとても厄介なことで、大殿筋の働きを補うために腰の筋肉がより働きすぎて痛くなってきて腰痛になったり、梨状筋がより緊張して坐骨神経痛になったりします。
大殿筋自体の痛みも強く、お尻が痛む時は大殿筋が固くなり痛みが出ているケースがとても多いのです。
ストレッチのルール
当院が推奨するストレッチにはルールがあります。皆さんが思っているものとはかなり違うと思いますが効果は抜群ですから必ず守ってやって下さい。
①痛い方と反対側を行う(痛くない側)痛い方をやりたくなると思いますが、実はこれが効果抜群なのです。
②伸ばしすぎない。少し伸びているぐらいで充分です。伸ばしすぎるのは逆効果だと覚えておいて下さい。
③痛い方をリラックスする(痛くない方を伸ばして痛い方をリラックスすることで痛いほうが治って来ます。)
やり方
スタート位置
痛くない方の膝を抱えます。
反対側の肩の方に向かって伸ばして行きます。
上から見た感じ
スタート位置
反対側の方にむかって伸ばして行きます。
この時伸ばしすぎないように注意して下さい。
少し伸びている感じ、物足りないぐらいの方が効果が上がります。
反対側のお尻をリラックスして大きく深呼吸を3回行って下さい。
行う前に痛い方側の可動域を確認しておき、痛くない方をストレッチしてみて痛い方をもう一度伸ばして見て下さい。
最初より痛みが軽くなっていたり、可動域が上がっていたら成功です。
あまり変化がない場合は伸ばしすぎまたは、リラックスが不足しています。
伸ばすのを少し抑えて、息を吐くときに体が溶けてい緩んでいくようなイメージをして下さい。
リラックスできれば少しの変化は必ずでます。
諦めずに行って見て下さいね(^^)
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