腰痛の原因 後ろ重心

腰痛の原因について書いていこうと思います。

腰痛の原因と言ってもいろいろありますのでその中の一つをご紹介します。
これを改善することで、腰痛だけではなく、スタイルも改善出来ていきますので、読んだら是非取り組んでみてください。

まず足の指を見てください。
上に少し上がってきていませんか?

わかりにくいようでしたら下敷きなどを当てて確認してみてください。

(指が上がっている状態)

(指が正しい状態)

あなたの足の指が上に上がってきていたら、日常の中で、重心が後ろに傾いている可能性が大です。

痛みの原因は大まかに言ってしまえば、体の機能低下です。
それは体液循環の不良や(血液やリンパ、脳脊髄液などの流れが悪い状態)、体の左右のバランスの悪化。右足は上るけど、左足は上がらないなど。、骨格に変異、などが考えられます。

今回の後ろ重心を続けると、体液循環の不良(血行が悪い状態)や体のバランスの悪化につながり、結局は体の機能が低下していき、痛みの出る体になっていきます。

足の指を見て上に上がっている状態(浮指)の状態であれば後ろ重心であり、腰痛を引き起こす大きな原因でありますから、改善する必要があります。

まずまっすぐ立ってみます。

そして体重を少しずつ、後ろにかけていくと指が上に上がってきますのがわかりますか?

足の指が上がってきます。

 

このような重心で日常を過ごしているので指が上に上がってしまっています。

この後ろに重心がかかったとき、太ももを指先で刺すように触れてみてください。
硬くなっているのがわかりますか?

 

後ろ重心になると太ももの全面の筋肉。(大腿四頭筋)が硬く緊張します。
つまり、後ろに重心がかかっていると、指が上に上がり、太ももにいつも力が入っている状態になるわけです。
いつもこの状態が続いていると、常に太ももを鍛えている状態になり、太ももは硬く緊張して太く短くなるわけです。

大腿四頭筋はとても強い筋肉でこの筋肉が硬く緊張すると、骨盤を前に引っ張ります。(前傾させる)
するとこれは反り腰にもつながっていくのです。

太もも前面の筋肉が硬く緊張していると、腰を反らしたときに痛みにつながるケースがとても多いのです。

後ろ重心を治すためには、日常生活で、少し前に体重をかける癖をつけるのが重要です。

後ろに体重がかかって、太もも前面が硬い状態から太ももを振れたまま前に重心をかけて行ってみてください。

ふっと太ももの硬さが緩む位置があります。

太ももの横や後ろも触ってみて、どこの筋肉も硬くない状態であれば骨に体重がのっているいいバランスです。

その状態であれば筋肉を使わずに立っているので、疲れにくい立ち方です。
この位置をキープして日常生活を送ることこそが痛みの根本改善につながっていきます。

太もも前面の筋肉を緩めること、足首を調整して動きを良くすること、足の指を反らす筋肉(伸筋)を緩めることで後ろ重心は改善しやすくなります。

前に体重をかけやすい状態にしたら後は意識の問題ですから、日々しっかり意識をして正しい重心を気にかけてください。

 

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