腰痛の原因

なんで俺は腰痛になるんだろうか?

 

なんでこんなにいつも腰が痛いのか?

 

腰痛を治そうと考えるならその原因を知らなければなりません。

 

腰痛の原因の中で一番多いのは硬くなった筋肉。筋肉の中にある筋硬結です。(しこりのような筋肉の塊)

 

確かにこれだけが原因かと言えば、もちろん他の事も考えられます。

 

しかし、あなたの腰痛が、椎間板ヘルニアと診断されていても、脊柱管狭窄症と診断されていても、骨盤が歪んでいると言われていても、この筋肉にある筋硬結が全く関係ないと言えることはほぼないと言ってもいいぐらい。腰痛に限らず、慢性的な痛みには関与しています。

 

その証拠に、整形外科で出された薬を飲んでも、シップ薬を貼っても、電気治療を続けても、あなたの腰痛は改善していないのではないですか?

 

これらの治療では、筋肉を、この筋硬結がとれるところまで、柔らかくすることができません。なので痛みが改善してゆかないのです。

 

いやいや、俺は毎週マッサージに通ってるし、整骨院に通って骨盤矯正もしてもらっている。筋肉は柔らかいはずだ。

 

そう。もしあなたの腰痛やそれで改善しているなら、あなたの筋硬結はとれてなくなっていることでしょう。

 

しかし、一向に痛みがおさまらないなら、あなたの筋硬結はマッサージや骨盤矯正ではとりきれずに残っているために、腰痛がしぶとく残り続けるのです。

 

そして強すぎる刺激は、逆に痛みを悪化させます。世間で言われる揉み返しと言われるやつです。そこまでいかなくても筋肉を傷めて、余計に悪くしている可能性は十分考えられます。

 

筋肉を柔らくすること、筋硬結をしっかりとることは難しいのです。

 

なので徒手療法を行っている治療家は、筋肉を早く、そしてより深く緩めて、筋硬結をとる事出来るように、日々手技の勉強をしているわけです。

 

あなたの腰痛を改善していくためには、筋肉を柔らかくして、筋硬結をとっていくことがとっても大切です。

 

但し、痛みの原因が痛いところにあるとは限りません。

 

事実、腰痛の原因の大半はお腹側の筋肉。大腰筋やお尻の筋肉。大殿筋、中殿筋、梨状筋などに多く、この筋肉が原因で腰が痛んでいるのに、腰を一生懸命に柔らかくしても一向に良くならないわけです。

 

今までさんざん腰をマッサージされてきたならお分かりかと思いますが、腹筋群や股関節を治療せずに、腰痛が改善していくことはまれです。

 

そのぐらい腰痛に影響を及ぼしているのです。

 

整体にしろカイロにしろ、病院にしろ理学療法にしてもどの治療法を使うにしても、当然のことながら、原因を的確に判断してその原因の場所を治療することが重要です。

 

当たり前のことですけど。

しかしこの当たり前が行われていないこともよくあります。

 

あなたの腰痛が良くならない原因は施術者の方にあるあもしれないのです。

 

 


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