50代の男性
20年らいの腰痛持ちで腰は常に痛い状態。
その痛みが次第に肩や首の方まで来て、今度は首が動かせない程の痛みがありました。
毎週2回行きつけの整体や整骨院で長年治療をされていていましたが、改善することはなかったとの事でした。
腰痛もさることながら、首の痛みが強すぎて、病院で診察したところ頸椎ヘルニアでこれが原因で痛んでいるの。治すには手術しかないと診断されたそうです。
非常に怖かったのですが、首の痛みがひどすぎて手術を決断することにしたそうです。
手術を終えて以前より少し痛みは減ったそうですが、まだ首も痛く、手術後が肩こりと背中の痛みが逆に強くなり、もうどうしていいかわからない状態になったそうです。
手術後も半年ぐらい色んな治療院を渡りあるきながら、当院にたどりつかれました。
体を触ってみると、首から背中の筋肉に緊張がとても強く、猫背と骨盤のずれが見受けられます。
まず首~背中が痛いということで、そこから治療をすることに。筋肉を柔らかくしていくと同時に狭くなった骨と骨の隙間が広がるように体の動きをつけていきました。
首に関しては初回から少ししか動かなかったものがかなり動くようになってきました。
同時に骨盤まわりを調整することで、背骨全体も整っていき、背中痛や腰痛もかなり改善していきました。
この方の場合、ヘルニアの手術をして首は動かすと痛いので極力動かさないようにしていたことが、かえって筋肉を固くしていたようでした。
もちろん痛みがあるものを無理に動かすのはだめですが、全く動かさないと筋肉はどんどん固くなってより動かなくなっていきます。痛みの出ない範囲で動かすこともとても大切です。
今まで沢山の治療院に通われていたそうですが、こんなに痛みがとれたのは初めてと喜んで頂き、私もとても嬉しい気持ちになりました。
体はつながっていますので、患部だけを見ていると大切なところを見逃すことがあります。やはり全体を見ることはとても大切ですね。
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