農業をしている30代男性。
もともと腰痛持ちで20代の頃から10年ぐらいは腰痛と付き合ってきた男性。
毎日の農作業が、中腰でものを抱えることも多く、忙しいときは翌日はよく痛んでいたとのことです。それがここ一週間ぐらいが腰の痛みが強くなってきて前かがみができないぐらいの腰痛が続いているそうです。
このままでは仕事にならないのでまず整形外科を受診したそうです。
レントゲンを撮ると異常がないとのことで、シップと痛み止めをもらって様子を見て下さいとのことでした。
痛み止めが効いている間は、痛みはやむのですが、痛み止めがきれれば当然また痛みだします。
これは薬で痛みを感じなくさせているだけなので、なんの治療にもなってないですね。
これはだめだということで整骨院に通ったそうですが、ここも電気治療と軽いマッサージでその時は軽くなるけど家に着くころにはまた痛みがでだすそうで、毎日、来てくれといわれたので毎日通いましたが、やっぱり治らないので、どうしたものかと当院に連絡がありました。
色々お話をお聞きして、検査をしたところ、前に倒れた時に、腰の下の方。仙骨の所が痛んでいました。
おそらく仙腸関節の放散痛で腰が痛んでいたのではないかと思われます。
色々調べると、筋肉では中殿筋、仙腸関節自体の痛みも結構強そうでした。
整体の施術として、まず殿筋を中心に緩めて、背中、首、肩と関連のあるところを弛緩したところ痛みは半分以下になりました。
仙腸関節が少し緩い感じがしましたので、仙腸関節を締めたところ全く痛みがなくなりまいした。
一週間後に二回目の整体の施術を予定しました。
腰痛みがなくなったので、結構仕事をしたら少し腰痛がぶり返したそうですが、以前の半分以下の痛みでおさまっています。
前回同様、殿筋を中心とした整体の施術を行い、仙腸関節を締めると腰痛はまったくなくなりました。
この男性はもう2回で全快しで、今は元気に農作業を頑張っていらっしゃいます。
この型の腰痛は主に中殿筋と仙腸関節の2か所を施術すれば痛みの大半は引いていきましたので、痛みの原因の鑑別さえできれば、治る腰痛であったと思います。
整体の治療は見立てがやっぱり重要ですね。
この方のように早く回復する方も多くいらっしゃいますので、色々悩まずにまずご相談して下さいね。
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