「ヘルニア手術の前に、もう一つの可能性を。久留米の整体現場で見つかった『痛みの正体』」

実際の症例

ヘルニアと診断され動けなかった腰痛が改善した理由

―「原因は一つとは限らない」という大切な視点―

久留米で整体をしていると、 病院で「ヘルニアですね」「手術を勧められました」と言われ、 強い不安を抱えたまま来院される方が少なくありません。

今回お伝えするのは、 歩くことも、座ることも、寝返りすらできないほどの重症な腰痛で ヘルニアと診断されていた方の実例です。

※この記事は、医療を否定するものではありません。 病院での検査や診断、治療はとても大切だと考えています。

施術ができないほどの重症状態

その方は、 • 強い腰の痛みでほぼ動けない • 寝返りもできない • 施術ベッドに乗ることすら困難

という状態でした。

このような場合、 無理に整体を行うことはありません。 かえって状態を悪化させてしまう可能性があるからです。

ただし、身体を確認する中で 一つ重要な点がありました。 • 足にしっかり力が入る • 足の感覚もはっきりしている

神経が強く障害されている状態ではありませんでした。

重症ヘルニアでも「安静で落ち着く」ことが多い

重症のヘルニアと診断され、 動けないほどの痛みが出ている場合、 • ペインクリニックに入院 • 強い痛み止めを使いながら安静

という対応が取られることもあります。

実際、これまで多くの経過を見てきた中で、 どんなに痛みが強いヘルニアでも、 • 長くても2〜3週間ほど安静にすると • 「全く動けないほどの激痛」は 徐々に落ち着いてくることがほとんどです。

安静にしても全く良くならない違和感

しかし今回の方は、 家でほぼ寝たきりの状態で安静にしていたにもかかわらず、 痛みが一向に軽くならないという状態でした。

ここに、大きな違和感がありました。 • ヘルニアと診断されている • 画像上の所見も強い • それなのに • 足に力は入る • 感覚も正常 • しかも • 痛みが治まるどころか、むしろ強くなっている

一般的に、 神経が強く圧迫されている場合は、 • 力が入りにくい • 感覚が鈍くなる

といった症状がはっきり出てくることが多いものです。

それが見られないのに、 安静でも改善しない激痛が続く。

この経過から、 腰そのもの以外に原因がある可能性を考えました。

ヘルニア=今の痛みの全て」とは限らない

病院でのヘルニア診断が 間違いだとは思っていません。

画像上、異常があることも事実です。

ただし、 画像の所見=今感じている痛みの原因 とは限らないケースもあります。

整形外科では、 画像に明確な異常があれば そこを中心に考えるのは自然なことです。

また内科でも、 「ヘルニアと診断されている」という前提があると、 痛みの原因を腰だと考えてしまうことがあります。

これは、 どちらが悪いという話ではなく、 専門が分かれているからこそ起こることだと感じています。

内科では「ヘルニア手術を先に」という説明でした

内科で検査を受けた結果、 腎臓に結石があり、手術が必要な状態であることが分かりました。

その際、内科の先生からは、

「ヘルニアの症状もかなり強いので、 まずはヘルニアの手術を行い、 その後に腎臓の手術を考えましょう」

という説明があったそうです。

この判断自体は、 当時の状況を考えると 決して不自然なものではありません。

私が行ったのは「判断」ではなく「可能性の共有」

私は医師ではありませんので、 治療方針や手術の順番を決める立場ではありません。

ただ、身体の反応や経過を見て、 • 力や感覚が保たれていること • 重症と診断されても安静で改善しないこと • 痛みの出方が典型的なヘルニアと少し違うこと

これらが気になりました。

そこで、

「もし腎臓が原因で腰に強い痛みが出ている場合、 腎臓の治療を行うことで、 ヘルニアによる痛みが大きく軽減する可能性も考えられます。 あくまで一つの可能性として、 主治医の先生に相談されてみてはいかがでしょうか」

と、選択肢の一つとしてお伝えしました。

結果として

その後、 患者さん・ご家族・医師との相談の中で、 腎臓の治療が先に行われることになりました。

すると、 腎臓の手術後に 腰の痛みは9割ほど改善。

その結果、 当初勧められていた ヘルニアの手術は行わずに済むことになりました。

その後、 残った身体のバランスを 整体で一度調整し、 日常生活に支障のない状態まで回復されました。

後日、

「まさか腰の手術をしなくてよくなるとは思っていませんでした」 「本当に助かりました」

と、感謝の言葉をいただきました。

このケースからお伝えしたいこと

このお話は、 • 医療が間違っている • 整体が正しい

という話ではありません。

「痛みの原因は一つとは限らない」 という、とても大切な視点についてのお話です。

病院での検査や診断は非常に重要です。 その上で、 別の角度から身体全体を見ることで、 回復につながるケースもあります。

久留米で腰痛やヘルニアに悩んでいる方へ

久留米で整体をしていて感じるのは、 • ヘルニア • 坐骨神経痛 • 慢性的な腰痛

と診断されていても、 本当の原因が別のところにあるケースは少なくありません。

当院では、 • 無理な施術はしない • 必要であれば病院受診を勧める • 一つの見方に固執しない

この姿勢を大切にしています。

「もう手術しかないのかもしれない」 そう感じている方こそ、 一度立ち止まって 身体全体を見直す視点も 大切かもしれません。

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