膝痛、腰痛となる共通の原因

腰痛を長年もっているし膝もずっと痛い。

腰も膝も痛い方はご年齢が上がるほど増える傾向にあります。

全てではありませんが、反り腰の方が多く、腰をそらしたときに痛みが強い。

膝はお皿の付近が痛い。そんな症状の方は腰や膝の痛みの大きな原因があります。

 

それは大腿四頭筋です。

大腿四頭筋は太ももの全面から側面にかけてある筋肉で、大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋にわけられます。

 

まず腰痛に関しては、この大腿四頭筋が緊張して、縮むことで骨盤を前傾させてきます。そうすると背骨は反り腰になります。

反りすぎた腰は腰骨の隙間がせまくなり神経を圧迫してくるのです。圧迫された神経は関連する筋肉をどんどん緊張させていきます。固く緊張した筋肉は縮んでさらなる骨格に変異を呼び込んでしまいますし、その筋肉自体も痛みをだしてきます。

 

膝の痛みに関していえば縮んだ大腿四頭筋はお皿を上の方に引き上げていきます。

膝の関節の間は狭くなり、ひどい場合は軟骨はすり減ってきたりします。

病院でレントゲンを撮ると軟骨がすり減ってますね。と言われることが多いと思いますがこの根本的な原因は大腿四頭筋が緊張して短縮しているために膝関節が狭くなっていることが原因の場合がおおいのです。

 

特に骨盤と太もものつなぎ目のあたりが硬い筋硬結ができているケースが多くその筋肉を柔らかくすることで、膝の痛みが軽減または消失するケースも多くあります。

 

膝とははなれた場所の筋肉がほぐれるだけで、膝の痛みが変わることにおどろかれる方も多いです。

 

この大腿四頭筋がほぐれてくると腰痛に関しても大きく効果があり、腰を反って痛い方はかなり楽になられる事が多いです。

 

重度の腰痛の方で、特に脊柱管狭窄症やすべり症と診断された方はこの大腿四頭筋の緊張が反り腰を誘発するので、脊柱管狭窄症やすべり症をよりひどくしていきます。

 

この大腿四頭筋の緊張、筋硬結が取れた状態になると膝痛、特にお皿の周りの痛みや腰痛の腰をそらしたときの痛みはかなり改善することが多いです。

 

太ももの全面を上からずーと押してみて痛みがあるところがあるかたは、大腿四頭筋に硬結がありますので、それを取り除くことをお勧めします。

 

膝の手術をされた方などのリハビリの時も、この大腿四頭筋に筋緊張があるまま足を鍛えてもなかなか筋力は回復してきません。

 

筋肉の硬結がとれるだけでかなり筋力も回復するのでこれも驚かれるかたが多いですね。

 

腰や膝が痛い方はこの大腿四頭筋の緊張も疑ってみて下さいね。

 

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