お尻からふくらはぎににかけて、とっても痛い。そしてしびれる。
こういう症状を持っている人はとても多いですね。
そして例外なくと言っていいほど痛みがとても強いです。
今回は74歳男性の例でお話したいと思います。
この方はもうお仕事は引退をされていて、持っている畑で趣味程度の農作業を楽しむ日々を送っておられました。
しかし、少しずつ腰が痛み、その痛みがお尻、そして足に広がりました。
いつも通っている整骨院に相談してみると坐骨神経痛だから、毎日来てくれといわれたそうです。
ひと月ほど毎日整骨院に通ったそうです。
毎日、電気を当ててマッサージをしてもらう日々が続きました。
しかし、痛みは緩和するどころか、悪化して行って、とうとう歩く事さえ困難な状況になってしまいました。
いよいよ病院へ
もうこれはやばいと地元では有名な病院に行きました。
レントゲンとMRIをとって出た診断名は椎間板ヘルニアでした。
お尻から、足にかけての痛みがあまりにも通く、歩く事が困難なためブロック注射で治療することになったそうです。
3回程注射をしてみましたが、痛みが緩和するのが2、3時間程度で効果があがらなかったそうです。
先生に治らないことを伝えると、そんなら手術と言われたそうです。手術に対するしっかりした説明もないいつしようかと話になり、ご本人として不信感がかなりあったそうです。
手術を避けたい話をすると、じゃあよその病院で診てもらってみたいな冷たい対応だったそうです。
そんなこんなのいきさつでうちにこられたのですが、はやり痛みが強くてとても大変な状況でした。
お尻は触ってみると約3か月はまともに歩いていない状態なので、張りがなくふにゃふにゃな状態でした。
触診をしていくと、大殿筋の下部と梨状筋にかなりの圧痛がありましたのでここから治療を始めました。
これがとれると痛みは半分以下に減りました。
それから、約3か月治療を続けることで、歩けなかった状態から普通に歩けるように回復されました。
椎間板ヘルニアと診断をされて手術を勧められるケースであっても、このように改善していくことはよくある事です。
あきらめる前に一度ご相談下さい。
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